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栄ひろみ後援会事務所

市議会での質問動画をぜひご覧下さい

連日、暑い日が続きますが、暑さに負けぬように頑張っていきましょう!

さて、春日部市議会ホームページには市議会6月定例会の録画映像が出ておりますので、ご紹介します。

毎議会しっかりと取り組んでいる市政に対する一般質問、6月議会では「春日部市の財政と公共施設マネジメントについて」の質問をしました。

春日部市議会ホームページ 栄ひろみ質問動画

↑↑↑ ぜひ録画した映像もご覧ください!

 

本市では、合併以降、人口の減少が続いており、現在は新型コロナウイルス感染症の影響がまだ長引くであろうと考えられる中にあります。

そのような中、これからの春日部市の「財政」について、収入である税収や歳出規模となる一般会計規模はどう変化しているのか、また維持管理コストのかさむ公共施設やインフラ施設などの「資産」に関連して質問をしました。

いくつも質問をしましたが財政については、令和2年10月の財務省関東財務局による「財政状況把握ヒアリング」の審査結果や「財務書類4表の分析」をもとに質問。

長くなりますので、市からの答弁を踏まえて、最後に私から市長をはじめとする市執行部に要望したことをまとめます!

合併から15年間で

人口は、約9,000人の減 割合で3.6%の減

税収は、約30億円の増 割合で11%の増

一般会計規模は、約130億円の増 22%の増

でありました。

税収(市独自の収入)が11%増と伸びている一方で、人口が3.6%減少しているのに対して、一般会計(支出の規模)は22%増加と大きく膨らんでいます。

財務省の財務状況ヒアリング結果については、当たり前ですが、今後の大規模な事業が進められることから、債務の増加、経常収支の悪化が予測されているとのことです。

市税収入も減収見込みですが、今後の経済状況はさらに厳しくなることが予想されます。

また、市の資産として、固定資産では土地・建物・道路・公共施設などがあり、特に近年は、道路整備、ごみ処理施設、車両、備品、病院への出資金などが増加要因とのことでありました。

公共施設マネジメント計画では、公共施設の将来コストに対しての財源不足額はハコモノ・インフラ併せて年間約70億円の不足となります

答弁では、公共施設マネジメント計画の推進には、課題への対応や地域住民との丁寧なやりとりも必要なので時間を要するが、全体目標である施設総量の削減を一日でも早く達成できるようにする、と回答がありました。

時間を要することは、理解をいたしますが、現在の状況を見ていけば、将来の世代に向けて、対策に取り組まなければならないと考えます。

資産ストックの所有はコストがかかります。

また人口減少が続く現在の社会情勢の下では、将来における財政規模の縮小が避けられないと思います。

新規の投資事業も大事です。

大事ですがそれよりも、これまで建設してきた施設等の活用が図ることを優先し、将来に向けて維持可能な施設量へと適正化することが必要です。

つまり、本市自らの身の丈に合った行財政運営を行っていくことが求められてくるのではないでしょうか。

当然、今作った施設やインフラは、将来の人が建設費や維持管理コスト、解体や建て替えに至るまでのコストを「今よりも少ない人数で負担」することになります。

SDGsの理念にもある「持続可能」とは、今が豊かになるためでなく、先の世代の負担も考慮して、将来にわたって豊かさを持続できることだと思います。

本市の将来世代への負担も十分考慮のうえ、今後の財政運営に努めて頂くことを要望します。

 

ぜひ動画も併せてご覧いくださいますように、よろしくお願いします。

今後も現在の市民生活から、将来世代に向けたまちづくりに至るまで、頑張ってまいります。

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