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栄ひろみ後援会事務所

春日部市長へ直接 緊急提言書を提出

「春日部市長へ直接 緊急提言書を提出」

5月15()

春日部市議会 会派「前進かすかべ。未来の会」として市長をはじめとする春日部市へ緊急提言書を提出しました。

(対応は、3密対策として4人の正副幹事長のみ。私は副幹事長として出席)

私たち会派からの要望は11項目。

・市民の皆さんへの支援策(家庭へ)

・市内中小企業への支援策(事業者へ)

・新市庁舎建設などの大型事業の見直し、一時凍結(財源)

・医療現場への支援策(医療従事者へ)

・子どもたちへの支援策(学校教育)

など。

そして、これらの支援策の早期実現のために、

・臨時議会の早期開催(一刻も早いの決定・支援)

家庭、事業者への支援策は、市長へこれまで何度も求めています。

現状でも遅いですが、6月議会で決める流れで市長側は動いているようなので、スピーディーにと言うのであれば、臨時議会を招集(市議会を招集する権限は市長のみなので)すべきと提言しました。

私からは特に、市内中小企業・個人事業主の窮状を伝え、支援を一刻も早くと直接言わせていただきました。

前進かすかべ。未来の会として、市民の皆さんのために、市内中小企業・個人事業主の皆さんのために、引き続き取り組んで参ります。

 

これまでの間にも他の自治体では、中小企業や個人事業主に数十万円を上限に現金給付、貸店舗への家賃補助金、テイクアウト事業者への補助金、家庭への支援金、水道料金の基本料金の減額、等の独自支援を表明、実行しております。

 

そのような中で市長は、市民、市内の事業者の窮状を把握しているのでしょうか。

廃業、閉店する事業者も出てきており、閉店せずとも大幅に売り上げ減、来客がほとんどないという状況も伺っております。とりわけ飲食店においてはいち早くその影響を受け、家賃、光熱費、従業員、支払い、返済など、非常に厳しい状況に長く置かれており、その先にいる家族の生活も不安定な状況にあります。

 

本市においては、5月の連休が明けるまでに確認している中では、市独自の支援策を検討している、との回答でありました。つまり支援を決めていない、表明すらしていない。

どのような方針で支援するのか説明もない状況です。

 

市民が不安な状況に置かれているにもかかわらず、矢面に立ち責任を負い、市民生活を守るという意思表示がないと受け取られかねません。

 

また、スピード感が全くない。こうした事態にトップダウン決定したり、先決処分で物事を早く決めていかれないのでしょうか。

 

事業者が苦しむ状況は長く続き、現状では先の見通しも立たないという状況を見過ごすことはできません。

一刻も早く、支援策を決め、現金などを支給して助けなければなりません。

 

事業者が居なくなれば、まちの基盤がなくなります。中心街や商店街は空洞化してしまい、終息したのちも再生が困難になります。

人が外出することが出来ずに売り上げがない状態の飲食店、サービス業、小売業など今の困難な状況を耐えきることが出来れば、その後再度立ち上がるチャンスが来るのです。

すぐに支援策を決定・表明・実行すべきです。

 

財源として、財政調整基金の積極的活用、不急の事業を見直し、中止となった市主催イベントの不要額などを当面の市内経済の立て直しへ財源の振り替えを検討いただきたい。

 

具体的な話では、財政調整基金について全額支出することは、急な自然災害を想定して躊躇されると考えるが、この度の経済的な危機に対しても大胆に、早く、安定化させることは急務であります。

市役所本庁舎建設などの事業をこのまま推し進めても、市民が困窮している現状の中で、市役所を立派な新築の建物として今すぐ必要なのかという「優先順位」や「市民生活を一番に考える」という姿勢も求められます。

そうした財源をもって、「中小企業や個人事業主」「市民」へそれぞれの給付を行うことは市民の生活を守り、再び市民や事業者自らの力で立ち上がるために必要な支援であり、理解を得られるのではないかと考えます。

早急に対応いただきたい。

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